事務所ブログ

てくてく旅行記

智恵子の生まれた故郷を歩く⑳

 

     

《石碑に取り上げられたのは》

山上の墓を少し行ったところに十数段の階段があった。

そこを上がったところに「樹下の二人」の石碑があった。

この詩は長く、約40行近くもある。

到底、全部を石に刻むことはできない。

どの箇所を切り取って石に刻んだのか興味があった。

詩の冒頭の《静かに燃えて手を組んでいる喜び》でもなく、

《不思議な仙丹を魂の壺にくゆらせている》智恵子の魅力でもなかった。

「ここはあなたの生まれた故郷」から始まり、

「あの小さな白壁の点々があなたのうちの酒蔵」が続く一節だった。

《郷土愛》がこの箇所を選考させたのであろうか。

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