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てくてく旅行記

去年の花見はこんなものでした―その7―古き看板の味わい

《宇陀千軒》の商家の看板もなかなかおもしろい。
【ゴメン香砂丸 五臓〇 天寿丸】これは薬屋。
【銘菓 君ころも】これは和菓子屋。

目立たつというのなら、この《きみごろも》の菓子屋の看板が一番だろう。
遠くから見えるように2階に持ち上げられているだけではなく、屋根もつけられている。
それにしても、この《きみごろも》という菓子、どんな味か、食べてみたい。
そんな気がするのは、この看板のせいだろう。
同じように、樽をよいしょと2階に持ち上げたものもある。
奈良漬屋の看板だ。
前記の菓子屋と隣同士で《そちらが2階なら、こちらも2階にする》などと競いあったのかもしれない。

ここには昭和の時代の家もあり、その看板もある。
しかし、ブリキの板に書かれているような平凡なのが多くて、おもしろくないなぁ。
ところで、ここの町並みは《地域・まちづくり研究》の研究対象になっているようで、3つの大学の《大宇陀研究室》の看板があった。
いずれも看板自体がちゃちである。
加えて、お世辞にもきれいとは言えない字で、がっかりした。

看板が人の興味を惹きつけるという目的であるのなら、この大学の看板はその目的を果たしていない。
お~い、学生たちや、《まちづくり》の前に《看板づくり》を考えてくれたまえ。

屋根つきの看板だが、雨を防ぐ役割はほとんどないようだ。

空を飛んでいるような樽の看板

もう少し工夫をしないと・・と思わせる看板

 

 

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