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てくてく旅行記

鏡王女の説明板はあった。林の中にひっそりと設置されていた。 ~再度忍坂を歩く(2019.3.13)⑥

以前、鏡王女の歌碑の話をし、その説明板がなかったと書いた(リンク:小川の中の岩に何か刻まれているものは・・)。
今回、大伴皇女の墓から降りてきたときに説明板を発見した。
歌の石碑のある小川の下流の約15メートル離れたところにあった。
急いでいたので気付かなかった。
うす暗い林の中、道の脇にひっそりと設置されていた。
その説明によると、歌碑はやはり犬養孝先生が書かれたという。
設置場所も犬養先生が決めたのかもと書いたが、これは違った。
ここ忍坂の区長であった杉本さんという方が、わざわざ小川の中に作られたようだ。
説明板によると《数多くある万葉の歌碑の中で、これほど歌碑と歌詞がぴったりと合っているのはないと云われている》という。
歌碑や説明版の場所、きっと犬養先生がみてもやはりこれでよいと言われるに違いない。
犬養先生と同じように、杉本さんという方も万葉集に親しみ、加えてこの地を心から愛しておられたのであろう。


説明板は薄暗い林の中に放置されている。


写真の上部の黒い木の下の小川の中に碑があるが、わかるだろうか?


歌碑の説明板。
暗いところで撮影した。
小さな文字だが興味ある方は拡大して読まれたい。

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