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てくてく旅行記

夏の高原の空、雲は生まれては消えていく ~今年(2019年)のお盆の過ごし方・・吾妻高原の自然を味わう⑥

ロッジには8月11日から3泊した。
丁度、台風11号が発生しており、日本を直撃の予想だった。
行く直前まで天気予報を繰り返し見ていた。
しかし、台風が小笠原でゆっくりしてくれたおかげで、ロッジでは全日、晴れだった。

原池の上空に夏の雲が広がっている

時間があれば、《小坊主》の麓の草原に寝転んで空を見ていた。
頂上の木の陰であったり、少し下りて道から離れた草むらであったり、あちらこちらに移動しながら、所構わず寝転んで、上に広がる空を見ていた。
ここに来たのは山を歩くためと寝転ぶためである!

《行雲流水》という言葉がわかるような

空の高層にある雲は純白で羽毛のようである。
動きも遅く、形もそれほど変わらない。
中層から低層に発生するものは灰色がかっており、早く動き、かつ形を変える。
空は立体的である。
吾妻山の向こうから湧き出てくる雲もある。
灰色の塊のような雲だが、上空に上がっていくに従い、分厚さが消え、色が白くなっていき、しばらくすると強い風に吹きとばされるのだろうか、消えていく。
雲が生成消滅を繰り返すというその時間の流れを考えれば、空は4次元空間でもある。

山の陰から湧き上がる雲があるが・・

風が吹いているときもあったが、寒いというほどではなかった。
ウグイスの鳴き声が聞こえ、ときどきはカツカツカツという木を叩くような音が聞こえるが、あれはキツツキだろうか。
眠りたくなるという感じではなかったが、自然に包まれていて気持ちがよい、こころが落ち着いている。
そのせいか、自分の足の方を見たとき、お腹が上下しており、そこで息をしていることに気付いた。
隣に寝ている長男に《ぜいたくな時間やなぁ・・》と話しかけると、《そうかなぁ・・》という答えが返ってきた。

いつの間にか消えていく

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