事務所ブログ

あの法律はここに注目!

裁判官に「袖の下」はない

弁護士になる以前、司法修習という研修時代がある。
そのころ、裁判官が身にまとう黒い法衣というものを間近で見せてもらったことがあった。
よく見ると、袖の下は何も付いておらず、黒いマントのようであった。
横にいた裁判官がひとこと。
「裁判官には、袖の下がないんだよ。」

なるほどと思った。
当然のことだが、賄賂や汚職があってはならないことを法衣が体現しているのだ。
事件には勝つ側がいれば必ず負ける側がいる。どちらにせよ、汚職のない司法を切に願うばかりである。

                                                            (H)

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