天満橋から中之島を流れる大川の岸の桜が満開だ。
昨日(4月5日)、友人2人と桜を見に行った。
舟に乗るというので、いつも大川を行き来している、
5~60人は乗れそうな、あの大きな平べったい屋根の舟と思っていた。
そうではなく、もっと小さな船で、船客は僕らを含め6名だった。
天満橋の八軒屋の船着き場から乗った。
あの平たい船では、帝国ホテルあたりでUターンし、
所要時間は25分程度らしい。
僕らの船は、ホテルよりもさらに遠く、
上流の環状線の鉄橋より上流に進んでいった。
行く手の左側に高層マンションが見えている。
そこには3人の共通の友人が住んでいる。
今、病気と戦っている。
部屋からこの船を見て、手を振っているかもしれないという話が出た。
3人がホテルの方を向いて手を振った。
私は、ホテルの窓を探したが、
窓ガラスの反射の加減で人の姿を見ることはできなかった。
元気になって、来年は一緒にこの船に乗り込みたいものだ。
桜はもちろんきれいだった。
しかし、桜よりも手を振ったことの方が心に残った。